2018年2月7日、「第85回東京インターナショナル・ギフトショー春 2018」リンベルブースにて、「第2回リンベル カタログギフトラッピング大賞」の表彰式が開催されました。開始時間の午後3時には昨年を上回る来場者の皆さんでにぎわっていました。
第2回の応募総数は170点。ブライダル部門、永年勤続表彰部門それぞれにおいて、「部門のテーマに沿っているか」「デザイン性の高さ」「実用性」「作品のコンセプト」、の4点を基準に選考が行われ、以下の作品が選ばれました。
大賞 | 犬塚多恵様 |
---|---|
優秀賞 | 松尾多美重様 |
佳作 | 佐野まさ枝様、小久江静香様、青柳信子様、安平順子様、都築洋美様 |
大賞 | 三好公子様 |
---|---|
優秀賞 | 久保田俊子様 |
佳作 | 佐野まさ枝様、佐藤美奈子様、前田美樹様、小西あつこ様、村田浩子様 |
受賞された皆様には、審査員より表彰状副賞が授与されました。
大賞 | 賞金10万円 副賞 5万円相当のリンベルのカタログギフト「リンベル ザ・プレミアム」 |
---|---|
優秀賞 | 副賞 3万円相当のリンベルのカタログギフト「リンベル ザ・プレミアム」 |
佳作 | 副賞 1万円相当のリンベルのカタログギフト「リンベル ザ・プレミアム」 |
はじめに、弊社代表の東海林社長よりご挨拶です。
「本日はお忙しい中、リンベル カタログギフトラッピング大賞の授賞式に、多くの方にお集まりいただきましてありがとうございます。
第2回になる今回も、昨年に引き続き多くの方が全国から応募してくださいました。昨年に続いて2度目となるブライダル部門、今回新たに設けられた永年勤続表彰部門、いずれも驚くほど素晴らしい作品が数多く寄せられました。
昨今、日本のよき伝統である贈答文化が軽視されていくご時世ではありますが、正しく継承していくのが当社の務めであると考えております。
「ラッピングをやっても実用性がないだろう」という方もいらっしゃいますが、実際に実用化された昨年の大賞作品を含め、当社の有料ラッピングは数多くの注文を頂戴しております。
今回新たに新設された永年勤続のラッピングにつきましても実用化の方向で検討しております。10万円のギフトが有料ラッピングを用いることによって、それ以上の価値あるギフトになると思われます。
我が社は今後とも、ギフト文化の継承と発展に努めてまいります。今後ともご支援の程、よろしくお願いいたします。」
続いて、いよいよ各賞の表彰です。
まずは佳作の皆さん、続いて優秀賞、最後に大賞のお二人が表彰されました。表彰式が行われたリンベルブースの周りには100人を超える方が集まり、受賞された皆さんに大きな拍手を送りました。
「姪の結婚のお祝い」をイメージして、この作品を作りました。幸せな楽しい家庭を作っていってほしいという願いを込めて、一対の蝶が軽やかに花の上を飛びかう様子を表しました。
今回はラッピング大賞という大きな賞をいただいて大変光栄に思います。今回のテーマである「ブライダル」。私は人生の中で一番華やいだ記念日だと思います。新しい一歩を踏み出す二人に、「いつまでも仲良く、末永く幸せに」、という気持ちを雄蝶と雌蝶に託してこの作品を作りました。これからもラッピングを通して人と人とのつながりの大切さを伝えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
蝶のカップルが楽しくお花畑の上を飛び回っているデザインです。白無垢と色紙のコントラスト、蝶の赤と緑のコントラストから、品格とセンスが伝わってきます。色紙を洋風のものに変えることにより、お色直しのような展開も考えられるラッピングです。贈り手の新郎新婦に対する暖かい気持ちが伝わる作品だと思います。
30年の長きに亘り勤務し、会社の発展に貢献。会社にとってなくてはならない宝のような存在となった社員に感謝をこめて。これからも健康で勤務されるよう青海波柄のペーパーを使い、水引で宝結びをして祝と感謝の気持ちを表現しました。
この度は思いがけない立派な賞を頂戴して感謝しております。
「永年勤続」というテーマを考えるにあたり、社会人になって最初に勤めた会社の同僚や先輩社員の方が永年勤め上げた姿を思い浮かべながらこの作品を作りました。
贈る目的や季節、受け取ってくださった方の顔を思い浮かべながらリボンを選びラッピングしていく時はとても楽しいです。これからもコツコツと心を込めラッピングを続けていきたいと思います。今日は本当に皆さんありがとうございました。
昨今、同じ会社に30年渡り勤めあげる人は少なくなっています。人材の「材」という文字は財宝の材。「企業は人なり」。人に始まり人に終わります。青海波という伝統的な絵柄で幾千、幾万の荒波を乗り越えてきた社員の方の苦労をねぎらい、また宝結びで、「あなたはうちの会社の宝です」と感謝の気持ちを込めています。
大変美しい、品格のある作品です。
白無垢、純白のウエディングドレスをイメージした白いペーパーを使用。金の部分は新郎の喜びの思いを、帯柄のリボンは新婦の幸せな思いを表し、互いに支え合い、二人の幸せな気持ちが1つになっているところを水引で表しています。
このような賞をいただき、驚きと嬉しさでいっぱいであると同時に、大変励みになります。ご指導いただいた先生や素敵な仲間、そして陰ながら応援してくれた友人や子供たちに感謝しています。
これからも色々なところでお役に立てるよう、またたくさんの方に喜んでいただけるよう、私自身成長し続けていきたいと思っています。
今日は授賞式にお招きいただきありがとうございました。
白無垢の和紙を基調に、重ね襟がきらびやかであでやかであり、華やかさを表しています。また、淡路結びという熨斗が新郎新婦の円満な家庭を象徴しています。コーディネイトがすばらしいと思います。カタログギフトを家に持って帰って見た時に、清楚な花嫁と凛々しい花婿の姿が彷彿とされる、完成度の高い作品だと思います。和装でもチャペル形式にも合います。審査員全員の評価が高い作品です。
白い和紙を基調とされ、金と銀が優しいデザインに仕上がっていると思います。落ち着きも表現されています。内祝いでたくさんお返しする場合もあるかと思いますが、このデザインなら重ねても使いやすく、審査員一同が賛同して選ばれました。
「木目調の和紙」は長く勤めた年輪。「水引」の三つ編みは職場の方との絆とご本人のコミュニケーション力です。左側は縁起の良い、どこまでも続く波の文様の「青海波の和紙」でこれからも活躍が続くことを表現しました。
私の作品を選んでいただいて、とても驚いています。また、このようなコンテストへの応募という機会をいただいたことをありがたく思っています。
今後も勉強を重ね、ラッピング技術だけでなく様々なスキルの向上に取り組んでいきたいと思います。ありがとうございます。
水引と木目調の和紙、青海波が永年勤続の年輪を感じさせます。包装紙の色調は性別職業を問わずに使える茶色を使っており、メッセージが入れられるポケットが付いています。「永年勤続ご苦労様」というお手紙がついていますが、こちらも非常に画期的なアイデアだと思います。
芳賀会長のおっしゃった通り、永年勤続にふさわしいデザインとアイデアを持った作品であると思います。
西川りゅうじん審査委員長より総評です。
「第2回のコンテストにあたりましても多数の応募をいただきました。選ばれた大賞、優秀賞、佳作の皆さん、全国各地から甲乙つけがたい作品をお寄せ頂きました。
昨年第1回リンベル カタログギフトラッピング大賞で選ばれた作品は、実際にリンベルカタログギフトのラッピングとして使用されています。無料ラッピングではなく、プラスアルファのお金を出して使用していただいている、このことは、日本文化の中にある『気持ちを込めて、包んで贈る』ことを思い起こすことができた証左ではなかろうかと思います。
『贈る文化を発展していこう』同士の方々 と共に、リンベル心の響き合う文化を造成していければと思います。
本日は皆さんおめでとうございます。」
全員で記念撮影です。
リンベルブースに展示された応募作品をご覧ください。