秋といえば食欲、そして実りの秋ですね。おいしいものであふれるこの季節には、旬の味を贈る方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際に秋の味覚をギフトにもらった方々へのアンケート調査をもとに、秋にうれしい味覚の贈り物についてのさまざまなランキングをご紹介します。まずは「もらってうれしい秋の味覚ランキング」と「秋の味覚と言えばコレ!ランキング」を見てみましょう。
※秋の味覚をギフトでもらった男女400名にインターネット調査。
もらってうれしい秋の味覚ランキング!
※()内は2017年調査
1位 まつたけ 33.8%(1位→ 27%)
2位 新米 13.3%(5位↑ 8.8%)
3位 梨 11.3%(2位↓ 15.8%)
4位 ぶどう 8.8%(4位→ 10.8%)
5位 栗 8.3%(3位↓ 12.8%)
6位 柿 4.3%(6位→ 4%)
6位 洋ナシ 4.3%(8位↑ 3.3%)
8位 さんま 3.3%(6位↓ 4%)
9位 牡蠣 2.5%(9位→ 2.8%)
10位 さつまいも 1.8%(ランク外↑)
10位 りんご 1.8%(10位→ 2%)
昨年に続いて、「もらってうれしい秋の味覚ランキング」の1位となったのは「まつたけ」。高級食材だけに特別感のある贈り物となっているようで、3割以上の方々の支持を受けての1位となりました。
2位にランクインしたのは「新米」。昨年の5位からジャンプアップしての2位となりました。毎日の食卓に欠かせないお米ですが、一年に一度しか味わえない「新米」は特別なおいしさ。ブランド米を選ぶとさらに喜ばれそうですね。
3位は「梨」。昨年の調査時より1ランクダウンしたものの、フルーツの中でのNo.1はキープした結果となっています。
ベスト10を昨年と見比べてみると、昨年ベスト10圏外だった「さつまいも」が10位に入ったことを除けば、順位の入れ替わりがあるものの顔ぶれは昨年と変わらず、という結果になりました。
秋の味覚と言えばコレ! ランキング
※()内は2017年調査
1位 まつたけ 21.5%(1位→ 20.8%)
2位 さんま 18.5%(2位→19.8%)
3位 栗 17%(3位→16.8%)
4位 梨 9.8%(4位→ 11.3%)
5位 ぶどう 7.5%(5位→ 9.3%)
6位 柿 6.3%(6位→ 4%)
7位 新米 5.5%(7位→ 3.5%)
8位 さつまいも 2.8%(8位→ 3%)
9位 洋ナシ 2%(10位↑ 2%)
10位 りんご 1.8%(9位↓ 2.5%)
秋の味覚と聞いていちばんに思い浮かぶ、「あなたにとって、秋の味覚と言えばコレ! というのものは何?」という質問への回答では、1位はやっぱり秋の味覚の王様「まつたけ」、2位には漢字で書くと「秋刀魚」と「秋」の字が入る、まさに秋の魚介の代名詞「さんま」、そして、3位には、ごはんと炊いてもスイーツにしてもおいしい「栗」がランクインしました。
全体に対して、ベスト3が占める割合が約6割となっていますので、6割近くの方が、秋の味覚と言えば「まつたけ」「さんま」「栗」のいずれかを思い浮かべているということがわかりました。
そんな秋の味覚の贈り物ですが、旬の味ということで、その多くは生鮮品です。鮮度が命の生ものは、傷みやすいこともあり贈り物としては不向きな面もあります。
お贈りする際には、予めお届け日を贈り先さまと確認するなどの配慮も忘れずに。
もらってうれしいのは、どんな秋の味覚ギフト?
※( )内は2017年調査
1位 産地直送のもの66.5%(1位→ 62%)
2位 自分では買わない高級品59%(2位→ 45.3%)
3位 老舗・名店の品33.8%(4位↑ 22.8%)
4位 その地域でしか手に入らないもの32%(3位↓ 23.8%)
5位 日持ちがするもの27.8%(7位↑ 15%)
6位 希少価値があるもの25.3%(5位↓ 20.8%)
7位 話題になっているもの24.5%(6位↓ 17%)
8位 日常的に使っている食材23.3%(10位↑ 14.3%)
9位 生産者の顔が見えるもの20.3%(9位→ 14.5%)
10位 贈り主の実家などで収穫されたもの18.5%(7位↓ 15%)
※複数回答
どんな秋の味覚ギフトをもらうとうれしいかをお聞きしたところ、3位以降を大きく離して1位「産地直送のもの」、2位「自分では買わない高級品」となり、産地直送派とぜいたく品派で分かれる形となりました。
そこで、産地直送VSぜいたく品のどちらがうれしいかをずばり二者択一でお聞きしたところ次のような結果になりました。
その土地の空気まで運んでくるような産地直送の秋の味覚 72.8%
有名な専門店が扱う、ぜいたくな秋の味覚 27.3%
土地柄や温かみを感じられる産地直送の味と、贅を凝らした味では、圧倒的に産地直送の味を喜ばれる方が多いという結果になりました。
例えば、朝採れや、掘りたての土がついた野菜など、鮮度にこだわった秋の味覚も喜んでいただけるのではないでしょうか。
秋の味覚はどんなギフトで誰からもらっているの?
どんなギフトでもらっているの?
1位 毎年恒例の贈り物として41.3%
2位 特に理由はない30.3%
3位 お返しの品として20%
4位 お祝いの品として12.5%
5位 お詫びの品として3.5%
※複数回答
誰からもらっているの?
1位 親せき42%
2位 友人・知人31.8%
3位 両親27.3%
4位 仕事関係の方27%
5位 兄弟姉妹9%
※複数回答
秋の味覚は、お祝いやお返しなどの特別な理由がなくても、「毎年恒例の贈り物として」贈られることが多いようです。
また、贈り主についても「親せき」や「友人・知人」「両親」など、身近な方が多いということからも、形式的な贈り物ではなく、もっとカジュアルなプレゼント感覚で贈る方が多いのではないでしょうか。
最後に「苦手な秋の味覚ランキング」をご紹介します。
せっかくお贈りする季節のおいしいギフトですので、贈り先さまに喜んでいただきたいのは当然のこと。お相手の好き嫌いだけではなく、食物アレルギーなどについても配慮するとさらに喜んでいただけるでしょう。
苦手な秋の味覚ランキング
1位 銀杏21%
2位 特にない18%
3位 牡蠣17.3%
4位 あんこう16.5%
5位 イチジク11.3%
6位 柿10.8%
7位 洋ナシ10%
8位 いわし8.8%
9位 くるみ7.5%
10位 さば7.3%
※複数回答
調査実施:ギフト総合研究所