取引先への結婚祝いで失敗しないために! お祝い金やギフト選びのマナー

特に親しい取引先の方となると、お祝い事もつい同僚や友人と同じように考えてしまいがちです。まずは仕事のお付き合いであることをあらためて意識して、失礼のないように振る舞いたいところです。

イラスト:お調子者っぽい若手社員が「取引先のKさんが結婚するんだって!お祝いいくら包もうかな」とニコニコしていると、真面目な同僚が「部長に報告した?Kさんって次期社長だよ?」

会社関連のお付き合いの場合はまず上司に相談を

社内規定がある場合、上司や会社からお祝いを贈るべき場合も

1人社長やフリーランスの方なら、取引先でも個人同士のお付き合いとして自由にお祝いできますが、会社が絡む場合は慶弔見舞金に関する社内規定があったり、お相手の役職やお付き合いの程度によっては、上司や会社の名義でお祝いするべきだと判断されたりする場合もあります。

会社関連でお付き合いしている取引先の方が結婚するとわかった場合は、まず上司に報告し、どのようにお祝いすれば良いか相談しましょう。

取引先や社内の事情をよく知る先輩に相談してみましょう

上司に報告した結果、個人的にお祝いを贈ることになった場合も、お祝いの金額やプレゼントの選び方について先輩に相談してみましょう。以前、取引先の方が結婚した時はどうだったか、社内でお祝いを取りまとめた方が良いかなど、事情をよく知る先輩として、良い知恵を貸してくれるかもしれません。

取引先へ贈る結婚祝いの基本マナー

式に出ない場合のお祝い金やギフトは1万円程度が目安に

お付き合いの程度にもよりますが、取引先の結婚祝いで、式に出ない場合の金額はおおむね1万円程度とすることが多いようです。会社関連でお付き合いしている方へ個人で贈る場合は、上司のお祝い額を超えたり、同僚と差がついたりしないよう、社内で調整しておきましょう。
お相手に内祝いなどで気を使わせたくない場合は、もう少し手ごろな額のプレゼントを用意したり、同僚と連名でプレゼントしたりするのもおすすめです。

量より質、重なっても困らないプレゼントをチョイスして

結婚祝いともなれば、ご家族や親しい方からプレゼントのリクエストを求められることが多いため、おふたりの欲しいものはあらかたそろっているということも考えられます。
喜んでいただきたいのは山々ですが、お相手が欲しそうなものをと凝り過ぎてしまうと、すでに親しい方から頂いているものと重なってしまったり、かえって気を遣わせてしまったりする可能性も。取引先という関係性も考慮して、ここは量より質にこだわってシンプルな品を用意したり、消耗品のように重なっても困らないプレゼントを選んだりするのが良策といえそうです。

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