取引先との信頼を深める、お歳暮のマナーとおすすめギフト

会社から取引先へのお歳暮は、個人間で贈るお歳暮とは多少勝手が異なります。ここでは企業へお贈りする際の到着日や、ギフトの選び方などをご紹介します。お歳暮シーズンの前に、理解を深めておきましょう。

個包装のお菓子を箱ごと持つ女性に「○○さんからのお歳暮です!一人2個ずつどうぞー!」と言われ、喜ぶスタッフ一同

取引先、企業間のお歳暮、のしと水引は必要?

お歳暮はその年一年お世話になったお礼としてお贈りするものですので、のし紙が必要です。水引は紅白のちょう結びのものを使用します。

また、お歳暮の場合はのしが必要になる場合が多いです。のしはもともと贈答品に添えられていた熨斗(のし)あわびと呼ばれていたもので、紅白の紙で包んだ干しあわびのことです。現在では簡略化されており、紙製ののしや、のし紙に直接印刷されているものがありますので、お歳暮を贈るときはのしが直接印刷されているのし紙を利用するのもよいでしょう。

例外として、肉や魚介類、卵などの生ものを贈る場合にはのしを付けないしきたりがあります。この場合は、のしが印刷されていないのし紙に水引をかけます。ただし最近は、生ものを贈る場合でもこだわらずにのし付きののし紙を使うケースが多くあります。

内のし・外のしについて、お歳暮でどちらがよいといった厳密な区切りはありません。しかし企業間のお歳暮の場合は、同じ時期にさまざまな場所から贈答品が届くことが考えられますので、包装紙を開けなくても分かるよう、外のしでお贈りするのがよいでしょう。
郵送といった手渡し以外の方法でお贈りする場合で、のしが破けてしまう可能性がある場合は、内のしが一般的です。

企業へのお歳暮、到着は11月末から12月20日ごろまで

年の暮れにお贈りするお歳暮は、一般的には12月13日から20日ぐらいまでの1週間のうちに到着するようにという基準があります。しかし、企業の場合は休暇も近いこの時期は双方ともに忙しい期間なので、11月下旬ごろからお歳暮の手配をはじめるところも増えているようです。

間に合わない場合は、お年賀もしくは寒中御見舞に

少し早い分には問題ありませんが、遅くなってしまうのはあまりよくありません。12月25日以降になるのであれば年内にお贈りするのはやめて、お年賀(関東地方:元旦〜1月7日)(関西地方:元旦〜1月15日)もしくは寒中御見舞(1月8日〜立春)としてお贈りするとよいでしょう。企業への発送ですので、先様が受け取れるよう、到着日は始業日以降を選びます。

企業へのお歳暮・おすすめギフト

取引先企業へのお歳暮の場合、休憩時に召し上がっていただけるものが定番です。個包装された焼き菓子や、同じく個包装されたドリップコーヒーなどはいかがでしょうか。召し上がっていただけるタイミングが把握しにくいので、日持ちするものを選ぶのがおすすめです。

反対に避けておきたいのは、ボトルに入った酒類のような複数人で分けるのが難しいものや、ホールケーキのように切り分けの手間がかかるものです。お配りしたい人数にもよりますが、企業へお贈りする際は、小分け・日持ちはおさえておきたいポイントです。

個人経営の企業やお店へお贈りするのであれば、商品券やカタログギフトなども人気があります。こちらもぜひ参考になさってください。
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