子どものころは1年間の成長を祝った誕生日。その成長を見守りお祝いしてくれたおじいちゃんやおばあちゃんの誕生日には、これまでの感謝や尊敬の気持ちを伝え、この先も末永く共に過ごしたいという思いを届けることが、お祝いになるのではないでしょうか。
日頃の感謝や尊敬の気持ちを伝える
面と向かってはなかなか言えない褒め言葉を思い切って
身近な人からの“好き”や、“ありがとう”の気持ちは立派なプレゼントになります。この機会にぜひ、おじいちゃん、おばあちゃんの好きなところや胸のうちにある気持ちを、言葉にして伝えてみましょう。
文例:
いつも家族みんなのことを気にかけてくれてありがとう
優しい(明るい/元気な)おじいちゃん(おばあちゃん)が大好きです
若々しい(楽しい/すてきな)おじいちゃん(おばあちゃん)は私の自慢です
いつも笑顔で見守ってくれてとても感謝しています
健康と長寿、この1年や未来のことを願う
限られているからこそ、“いつまでも”の願いを込めて
本当のところを言えば、おじいちゃん、おばあちゃんが過ごせる残りの人生は限られているものです。それでも、できるだけ長い間元気で、毎日を楽しんでほしいものです。そのような気持ちを「いつまでも」「これからも」「ずっと」などの言葉に込めて伝えましょう。
文例:
いつまでも元気で長生きしてください
体に気をつけて、ずっと大好きな○○(お酒/趣味)を楽しんでね
この1年がおじいちゃん(おばあちゃん)にとって、すてきな日々になりますように
これからも変わらず元気で優しいおじいちゃん(おばあちゃん)でいてね
身近な存在だからこそのひと言も忘れずに
この先の約束をすることがなによりの孝行に
先々楽しみにしている約束があれば、毎日の暮らしにも張りが出るというものです。会いに行く予定を伝えたり、頼りにしている、甘えたいと伝えたりするのは、お孫さんや身近な方ならではの孝行といえるでしょう。
文例:
夏休み(お正月/次の休み)にはまた遊びに(会いに/お見舞いに)行くからね
また一緒に○○(旅行/お食事/レジャー)をしようね
今度、○○(料理/編み物/将棋・囲碁/昔のこと)を教えてね
※お得意の手料理や自慢の農作物を「また食べさせてね」と頼んだりするのもおすすめです。
私の花嫁姿を見るまで元気でいてね、約束だよ
※結婚が決まっている場合「その先はどうするの?」ということになりかねないので、具体的な予定がない場合だけにしましょう。